最終更新:2026年9月

基本的な考え方

ニフコは従業員の安全と健康を第一に考え、それぞれが自身の能力を存分に発揮できるよう労働安全衛生の強化や働きがいのある職場環境づくりに取り組んでいます。すべての従業員が意欲と能力に応じて働ける企業を目指し、雇用・労働に関連する日本国内の法令遵守をはじめ、さまざまな社内規程やマニュアルを定めています。事業上の大きな変化に関しては、従業員代表を通じた従業員との対話や、従業員説明会などを行っています。2025年度においてはストライキなどの労働争議は一切発生していません。また、意図的または差別的な解雇慣行の排除や、個人データおよびプライバシー保護など、従業員の社会的な保護にも取り組んでいます。

コンプライアンスの遵守およびリスクの低減

ニフコグループの事業活動が関連する法令、定款、社内規程類、その他社会一般に求められるルールに準拠するよう、2006年にコンプライアンス規程を制定しました。コンプライアンス違反による不祥事を起因とした企業価値の損失、売上げの低下と対応コストの発生、社会的評価の毀損といったリスクを防ぐため、当社グループはコンプライアンスリスク管理の強化を推進しており、重大コンプライアンス違反発生ゼロを数値目標としています。
この目標の達成に向け、テーマごとに構成されたコンプライアンスマニュアルは、法令の改定あるいは法解釈や社会常識の変遷に伴い見直しを行っており、2025年度にも改訂を行いました。同マニュアルは従業員の意識向上を目的とした研修に活用するとともに、複数の言語に翻訳のうえ海外子会社へも展開しています。研修は2023年度以降、非正規社員も含む全従業員を対象に受講必須のコンプライアンス研修として実施しており、当社及び国内子会社での定着を図っています。

内部通報窓口の設置

法令違反や不正行為による不祥事の防止および早期発見、自浄プロセスの機動性の向上等のため、内部通報制度を設けています。2024年9月には、従来の制度をさらに拡充し、取引先通報窓口を追加し、国内・海外の全ての従業員(雇用形態を問わず)のみならず、取引先など社外のステークホルダーからの通報も受けられる制度としました。

労働における安全衛生

当社グループでは、マテリアリティのひとつに「人的リスクマネジメント」を掲げています。労働災害発生の防止、長時間労働、メンタルヘルス不調による健康阻害などに関し、労働安全衛生方針、安全衛生管理規程を定め、従業員の安全と健康の確保のため、労働災害防止に関する総合的・計画的な対策を実施し、かつ積極的に従業員の健康状態の維持と向上を図っています。

安全衛生委員会の設置

対象拠点にて毎月1回以上開催される安全衛生委員会では、下記項目について協議した結果を社員に周知し、安全な職場環境の確保に努めています。

  • 事故や災害の原因を分析した再発防止策

  • 現場で働く労働者の声を吸い上げ実効性のある安全・衛生活動に反映

  • 労働安全衛生法や規則に基づく調査・審議事項の確認

労働災害発生件数

労働災害が発生した場合には速やかな対応を第一とし、再発防止に向けて直ちに対策を講じています。これらの情報は他の事業所にも共有され、同様のリスクや危険がないか各事業所で自主点検に活用されます。また、リスクマネジメント委員会にも報告されています。
国内5工場(名古屋・相模原・山形・北関東・熊本)およびシモンズ国内においては、重大・準重大災害および休業災害をともに年間0件、不休災害を年5件以下に抑える目標を立てています。

労働災害発生状況

2023年度

2024年度

2025年度

休業(件数)

0

0

8

不休業(件数)

4

2

0

(2026年3月末時点 国内単体)

メンタルヘルス

年に1度、非正規社員も含む全従業員のストレスチェックを行い、心の健康状態を把握し、分析結果を所属部署へフィードバックしています。このほか、不調が起きた際に備え、精神科専門医の産業医選任や月1回の面談実施、外部相談窓口設置、休職者支援などのサポート制度も整えています。

2023年度

2024年度

2025年度

休職者数(名)

8

8

17

(2026年3月末時点 国内単体)

  • メンタルヘルス不調およびその他の療養休職者を含む