中期経営計画 "Nifco Global Growth Strategy"(2023年度ー2025年度)

先を行く提案力、卓越した商品力、グローバル経営の3つを柱に、2030年に向けた長期ビジョンのゴールである、普遍的価値を持つ商品を世界に提供するユニークなTier1.5サプライヤーを目指してまいります。
なお、2021年度より、ニフコの中期経営計画は3ヶ年ローリング型の目標設定を採用しております。
これは各年度の実績及び取り巻く環境の変化を適宜織り込み、最も適した目標数値を示し、全社一丸となって邁進していくためです。
このローリング型中期経営計画にて、最新の経営目標を明確にし、その達成に臨みます。

長期ビジョン ゴール 更なる成長のために

中期経営計画の定量目標

2025年度を最終年度とした3ヶ年の各目標値は以下の通りです。

数値目標

継続した成長

既存の事業領域では着実に売上高を拡大させ、また、収益性の強化によりしっかりと利益を上げる基盤を固めます。
そこで生み出された資金を将来の成長事業へ投資することで、新たな収益の柱の構築も推し進めます。
具体的には、既存事業のうち自動車領域では、自動車1台当たりのニフコ製品搭載金額の最大化を追求します。
世界中に存在するニフコのお客様:日系、ドイツ系、韓国系その他の各自動車メーカーへ、ニフコの強みを持った商品群を横展開してまいります。
また、どの地域のお客様においても、自動車産業界不変のテーマである「環境」・「安全」・「快適」分野の需要は益々拡大していくものと考えます。
そうした商品の開発に経営資源を集中することで、効率的にニーズの探索・マーケットの開拓を進め、自動車生産台数の伸長以上の成長を目指します。
更に、自動車領域での新たなビジネス獲得を狙うべく、独立した新規事業の専門部隊(事業開発室)も設置しました。
ベッド及び家具事業においては、国内販売チャネルの再構築・販売強化、中国・東南アジア市場での積極的な店舗展開等により成長を推進させます。
また、他社との共創によるICT事業など、様々な手法を活用してニフコの強みを生かし、新たなビジネスにも積極的に取り組んでまいります。

ガバナンスの強化

ニフコは経営基盤強化の一環として、ガバナンス体制の強化を進めております。
2021年度には監査等委員会設置会社への移行を完了、さらに、社外取締役の過半数化 や ダイバーシティの推進 により取締役会の実効性を向上しております。
また、役員報酬制度を改革し、営業キャッシュフロー・ROIC・TSRを役員の評価項目に含めることにより、企業価値の最大化を目指します。
海外においては、各地域のリージョンマネジメント機能を強化し、現地への権限委譲を行うことで経営のスピードアップを図ります。

ESG経営

ニフコの製品は、自動車産業界へ車体軽量化、空気抵抗の削減、易解体性を提案するものです。
この結果、燃費向上、リサイクル性向上など、環境負荷の低減に貢献しています。
当社は、ESG経営はこのようにビジネスモデル自体が環境対応に合致することが重要と考えます。
また、製造現場では省エネ生産、再生エネルギーの活用を進め、廃棄材削減、リサイクルの徹底にも努めます。
こうした様々な活動で生み出されたキャッシュ・フローは、より強くなるための企業体質の強化、更なる付加価値を生み出すための成長投資、株主への還元と、全てのステークホルダーに対しバランスを重視したものといたします。

将来に関する情報についてのご注意

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