2026年05月22日
株式会社ニフコ(本社:神奈川県横須賀市、代表取締役社長:柴尾雅春、以下「ニフコ」)は、このたび東京都大田区(鈴木晶雅区長、以下「大田区」)の区立小中学校にて学校向け熱中症対策システム「NETSZERO™(ネツゼロ)」の実証実験を実施いたします。
※「NETSZERO」は現在、商標登録出願中です。
環境省と文部科学省では、体育の授業や部活動を行う際、熱中症の事故を防ぐため「暑さ指数」を測定し、実施の判断を行うことを推奨しております。暑さ指数の測定にあたっては、校庭や体育館などへ赴き、手動で暑さ指数を確認する必要があり、教職員の負担となっておりました。
当社が開発した学校向け熱中症対策システム「NETSZERO™(ネツゼロ)」は、校庭に屋外用センサー、体育館に屋内用センサーをそれぞれ設置することで、クラウドサーバーを通じて、測定した暑さ指数の情報をパソコンやスマホ、タブレットで確認できるという仕組みです。本システムを活用することで、暑さ指数の自動測定、および遠隔確認が可能となり、教職員の工数削減が期待できるほか、学校全体で見守る体制になるため、実施判断に伴う担当教員の心理的な負担が低減されます。さらに、取得したデータは小学校の理科の単元学習や、中学校の総合的な学習など、授業の教材としても活用が可能です。
なお、本システムは、既に神奈川県横須賀市立学校70校にも本格導入され、教育現場における子どもたちの健康・安全を守るために役立てられており、「MCPC award* 2025」では、サービス&ソリューション部門の奨励賞を受賞いたしました。
当社は2021年11月より、大田区羽田にある「HANEDA INNOVATION CITY(以下、HICity)」内に東日本電信電話株式会社、丸紅情報システムズ株式会社とのCollaboration Show Roomを開設しております。これまでもHICity内の温度管理やCO2可視化など、多様なシーンでの製品活用を目指し、IoT技術の企画・実験を進めてまいりました。このご縁から、今回、大田区立小中学校での熱中症対策システム実証実験の実施が実現いたしました。ニフコは今後も大田区と連携し、地域課題の解決や区民生活の質の向上に貢献してまいります。
*「MCPC award」は2003年にモバイルコンピューティング推進コンソーシアム(MCPC)により創設されました。モバイル、IoT/AI、5G、ロボット、ドローン、クラウドなどのシステム活用事例を募集し、新たな価値の創出に取り組む企業・組織・団体を「ユーザー部門」と「サービス&ソリューション部門」の2部門に分けて表彰しています。
<学校向け学校向け熱中症対策システム「NETSZERO™(ネツゼロ)」の特長>
・エリア別の温度、湿度、暑さ指数(WBGT)を見える化
・省電力で無線通信を行う屋外/屋内専用センサーを使用するため、取り付け・取り外しが容易で大規模な配線工事が不要
・クラウドを通じたデータ集約により、インターネットにつながる環境があれば、現場に赴かなくてもリアルタイムで状況確認が可能
・システムから過去の温度、湿度、暑さ指数の測定データはCSV出力可能
・測定データは蓄積・グラフ化され、授業の教材としても活用可能
【本システムの仕組み】

【学校専用画面イメージ】

※実際の画面とは異なる場合があります
本システムは2026年6月から2027年3月頃までの実証実験を経て、検証・評価・改善を行い、2028年4月頃の本格導入を目指しております。
■システムの詳細については、こちらのプレスリリースをご参照ください。
ニフコは、「小さな気づきと技術をつなぎ、心地よい生活と持続可能な社会を創造する」というパーパスを実現するため、今後も社会課題に真摯に向き合い、持続可能な社会の創造に貢献してまいります。
<学校向け熱中症対策システム「NETSZERO™」製品サイトはこちら>
<その他のニフコ製品はこちら>
<お問い合わせ先>
株式会社ニフコ 総務部総務課
TEL: 03-5476-4850
Mail: soumu@jp.nifco.com
